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deaky weekly 「ディーキー・ウィークリー」Vol.117

2002.4.6--4.13

この一週間当サイトで持ち上がったジョン関連の話題をまとめました。

The Week In The History


What's New ?(今週の更新)

    10(Wed.)
  • 永遠の翼: 「As A Star Must Fade 〈消えゆく運命の星なれど〉」最終章。

    • (MJさん)既に英語の方では読んでいたのですが、改めて日本語版も堪能させていただきました。 なんか本当にこんなやりとりがあったんじゃないかと思わせる、いい話ですね。 mamiさん版のこの辺のお話なんかもあったらいいなと思います。Winter's Taleとかは何回読んでも涙腺緩みまくりです。
    • (kimieさん)アーニャさんの大作、読ませて戴きました。…凄いですね〜。フィクションだとしても、やはりフレディなしのクイーンの活動は本当に辛かっただろうと思います。今は解放されて(break free)幸せに暮らしてるんかな、ジョンさん。mamiさん、翻訳お疲れ様でした。
    • (えれめんとさん)アーニャさんの「消えゆく〜」じっくり読ませていただきました。最後、他の2人とジョンとの関係が疎遠な感じになったのは、とてもリアリティがありすぎてつらかったですが、メッセージカード片手にほほえむジョンに少し救われました。 作品の半分くらいまでは先に原文で拝見してましたが、つたない英語力のため終わりに到達してません(トホホ;) mamiさんの翻訳文をテキストに、何とか、がんばってみます!(^^)ゞ
    11(Thu.)
  • 愛ある日々: 『不条理名作劇場』にMMさんの新作。

    • (えれめんとさん) 「お月様が落っこちた」からの下りがとても好きです。稲垣足穂のショートショートのような不思議な感じを思い出しました。ジョンが雄鳥なのは、ステップを踏みながらアゴをひょこひょこ突き出すから?(これって、歩きながらやるとドリフのヒゲダンスになっちゃいますね!)
    • (みなみママさん) 面白かったあ!薄暗い部屋で1人パソコンの画面を見つめながら大笑いしている私。誰かに見られたらきっと不気味だったでしょう。
    • (みるきーさん)声を出して笑いながら読んじゃいました。「Q音楽隊」。 いつもながら、MMさんの筆運びには脱帽です。長い間小説とか物語の類を読んでいない私には、とても勉強になると同時に、昔読んだ話を思い出させてくれます。ただキャラクターを置き換えるだけじゃなくって、ちゃんとQな話になっている所がすごいと思います。それから、キャスティングも見事。JOHNが雄鶏ですか〜。私も昔合唱団で歌っていた時によく「ニワトリの首をしめた様な声をだすな〜」と注意されましたっけ。(高音は辛いのよ)確かにJOHNは、声がボーカリスト向きじゃないってだけで、音痴じゃなさそう。


What's In?(今週のディーコンさんネタを総ざらえ)

ミリオネア街道ばく進中

英サンデー・タイムスのRich List2002によると、ディーコンさんは全体(1000人)中751位、5千万ポンド長者ということでした。(1ポンド=200円で大雑把に換算すると、100億円長者!)去年より5百万ポンド、13位もアップしてるのはちょっとびっくり。ちなみにロジャーはジョンと同率、ブーさんは681位です。ブライアンのところにはミュージカルのことやアニタのことまで書かれてましたが、ジョンとロジャーは「クイーンとしての財を得た(made his fortune with Queen.)」ってだけでした。これではロジャーが可哀想じゃないんだろうか(^^;) ミュージック界だけでみると、ブーさん30位、ジョン&ロジャー34位。毎年これを見ると「ディーコンさんってすっげ〜金持ち…」と当たり前のことに気付かされて感慨深いです。

  • (MMさん) それにしても、いいなァ、ディーコンさんは。 左うちわじゃないか(マジでうらやましい)。
  • (なおみさん) ところでjohnミリオネア街道爆進中、めでたい?ですね。悠々自適の毎日かしらん。暇つぶし?にどっかでベースでも弾いてくれないかしらねぇ、ずっと待ってるんだけどな・・・・。
  • (BanKさん) さてさて、ディーコンさんって今年もミリオネア面では好調ですねぇ…いいなぁ。 さらにビックリしたのが、順位が上がっていたんですねえ…私らの知らないところで何か儲かることでもやっていましたっけ、ジョン?(ど爆)
  • (midoriさん) バイト先で売り切れていたのでわざわざ寒い中、半そでで外に買いに行きました。 確かに、あがっているのは疑問ですよね。ちなみにネットと同じように写真なしで同じ文章での紹介でした。別に買う必要がなかったのかも・・・ 酷評したロビー君も1000位以内にランクインされていたのですが(30歳以下では6位と大健闘)、叩かれても何も反論しないのはこの収入を見込んでの発言だったのでしょうか?そしたら、ますます恐るべしディーコンさん。
  • (kimieさん) 早くバイトを見つけないと学費も家賃も払えない、その日暮らしの生活を余儀なくされる危機に迫ってる私ですが、一生自適に暮らしていけるジョンさんが羨ましい…何もしなくても(爆)いや、かつての努力があったればこそなんでしょうけど。私も見習わなくちゃ〜>どこを?
  • (くららさん) richlistあまりにも現実とかけ離れてるために「へー」とかしか言えない…
ボヘミアン・ラプソディ殺人事件

11日夜にBS2で「世紀を刻んだ歌2:ボヘミアン・ラプソディ」が放映されました。私も今日(13日)見せてもらったんですが、寸劇を挿入したりして、珍しい切り口の番組に仕上がっていたなと思いました。ジョン関連というと、ひと通りのバイオグラフィー、あと「OPERA部分をカットしようとした」(デフ・レパードのエリオット氏・談)という部分で名前が挙がって睨み画像(強烈)が挿入されていたのが印象に残りました。もうひとつ、本編の趣旨とは直接関係ないから良さそうなものの、「なんで?」と気になったのは、「ボヘラの後、彼等はどうしたの?消えちゃったの?」「いいや、この後が黄金期さ」と言ってヒット曲が『伝チャン』、『愛欲』と紹介されていき、その次、一気に『GAGA』に飛んじゃったこと。NHKさん、『道づれ』はどうなんすか〜!(泣)

  • (えれめんとさん) もともとは16分もの長さだったとは、驚きました。完成品の6分間は、実は「濃縮3倍つゆの素」だったんですねぇ。BS2の特集ですが、特に楽しめたのはやっぱりBo Rhapマスターテープでした。(テープ検証に使われたスタジオの外観を見て、ニヤリ。)皆さんは、どこら辺がツボでしたか? あの曲をめぐって、メンバー間でも激しくやり合ってたんだなと、今更ながら納得。レコード会社との確執ばかりクローズアップされていたので、今まで失念していました。ONE VISIONで、あれだけ激しく戦ってたんだから、考えつきそうなものですが。それにしても、「ジョンが曲のオペラ部分をカットしようとした」証言には、たまげました。彼の合理主義が許さなかったんでしょうか。16分が半分以下の6分に凝縮されたんだから、部分的にジョンの勝ち?
  • (みなみママさん) 今年に入って洋楽復帰した私にとって、昨日の「ボヘミアン・ラプソディー殺人事件」は とてもタイムリーな番組で面白かったです。もう、あの当時に他のメンバーと意見を戦わせる事が出来ていたジョンてすごいですね。5歳年上の人はおろか、2・3歳上でも意見を言えない私から見ると、すごいなあと感心してしまう。(でも、それだけメンバー同士の信頼関係が強かったて言うことですよね」)それと、やっぱりママ業やってるんで、フレディーのお母様登場シーンはジーンと来ましたね。歌を聴きながら口ずさんでいらっしゃったけど・・・。どんな気持ちで聞いていらっしゃるんでしょうか?表情は穏やかだったように思えますが。
もしもジョンだったら…

『もしも・・・フレディがずっと元気で、ジョンが事故かなにかで死んでしまっていたらクイーンは今のような状態になっていたでしょうか。それとも代役を入れて活動を続けていたのでしょう  か。・・・不謹慎なことですいません。最近このことが気になって考えてしまうんです。』(しょうごさん)

  • (スクさん) それが他の二人であっても、当時のグループ内の状況をおもえば 代役を入れての活動は無かったのでは・・・と私は思ってます。 (もちろん願望&勝手な憶測の範囲を出ませんが) 代役を立ててのその場限りのパフォーマンスは(もしかしたら) あったかもしれませんね。
  • (なおみさん)。”ふと思ったこと”私も考えたことあります。そして、思うのです、あの4人の中の誰がぬけたとしても,メンバーがあの4人でなくなった時点で、QUEENというバンドとしての活動はそこで終わっているだろうと。QUEENはあの4人だからこそバランスがとれていたと思っています。
  • (MMさん)音楽的方向性の相違で脱退ということであれば、補充は考えられますが、 不可抗力による欠員では、あまりそういうことはないと思います。ZEPもそうでしたし。 Qのように、長期間不動のメンバーで活動してきたバンドになると、 そこに至るまでの歴史もまたグループの一員です。 それを共有していない外部の誰かが入り込んで活動をするのは、かなり難しいと思います。 たぶん、他の誰かが欠けたとしても、やはりQとしての活動には、とりあえず終止符を打つのではないでしょうか?。スクさんのおっしゃってるように、イベントとしての活動はあっても。
  • (えれめんとさん)”4人の化学的結合”と言っていたように、つねに「同じ4人であること」と「絆」を誇りにしていた彼らですから、少なくともQueenの名は使わないと思います。(個人的にソロに専念しそうな感じがしますね)しょうごさんの「ふと思ったこと」は、いままで全然考えつかなかったので、はっとしました。逆にフレディがHIV保菌者(適切な表現が分かりません。すみません)のままで、「4人があのまま活動していたら」とは考えるのですが、そのたびに想像するのは、ベンチャーズのように白髪のおじぃちゃんになっても本当に楽しんで元気にライブ活動している姿で、落ち込んでしまいます。
  • (みなみママさん)私の希望としては、フレディーが「ジョンじゃないとダメだ!(「いやだ!」??)」と強固に反対する。っていうパターンだけど、みなさんがおっしゃるとおり、やはり「QUEEN」としての活動はあの4人でなきゃ無理だと思います。誰が欠けたとしても、サウンド的にもビジュアル的にも他の人が入る余地は無いと思います。それより何より、ファンの人が許さないでしょう。 (しょうごさんが仮定しているのが、「ジョンが欠けたとき」だから、少なくともここに来ている方たちは絶対に「他の人がベースをやる」なんてこと許さないと思うよ。)
  • (管理人)ジョン・ディーコン追悼コンサートでは涙ぐむフレディをレニー・ザカテックさんとロバート・オーワイさんが傍でサポート、トリの「マイ・ベスト・フレンド」はスティービー・ワンダーが体を揺らしながら皆と熱唱("stay safe, John!")。不慮の事故で夫を亡くした子沢山(4人以上)の家族を支援する「ジョン・ディーコン基金(英語名Deacon Smile Trust)」が設立されて、バハマとバリとビアリッツにはジョン・ディーコン像(今月のトップ参照)が置かれ、日本では「ジョン・ディーコン・ハウス」が三重県の山村にオープンするわけか…。 …しょうごさんの問いにそういう「今のような状態」を想像してたんですが、皆さんの暖かいお答えが嬉しい驚きでした。私にはフレディの出方というものが皆目見当がつかないものの、(理想はみなみママさんと同じ☆ですけどね)これが「フレディだった」今でさえこういう状況なんだから、「ジョンだった場合」はもっとぐいぐい「クイーン」が前進していくんじゃなかろうかと思ったりもします。「ジョンがいないクイーンなんて…」と言ってくれる人がそんなに多くいるとは思えませんし…そのあたりはほんと、フレディ頼みだなあ、と(^^;)


【編集後記】
百億長者のディーコンさんを更に富ませるべく(?)、ハイランダー(米:4月中旬発売)やら
ビグルス(英:5月初旬発売)やら追悼コンサート(日:6月下旬発売)やら、DVDが目白押し。
DVDだとPCに画像を取り込みやすいから便利ですよね、なんて言ってたら訴えられそうですが(^^;)
楽しみです。
mami