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deaky weekly 「ディーキー・ウィークリー」Vol.115

2002.3.23--3.30

この一週間当サイトで持ち上がったジョン関連の話題をまとめました。

The Week In The History


What's New ?(今週の更新)

    26(Tue.)
  • Disco.Deacon: ミラクル以降の「自作曲」について追加修正。



What's In?(今週のディーコンさんネタを総ざらえ)

QUEEN FILE、ディーコニスト的感想

先週発売された「クイーン・ファイル」(シンコー・ミュージック)について、当サイトに戴いた感想です。

  • (MMさん)David Richardsのインタビュー、面白いですねぇ。 言葉は少ないんだけど、説得力があります。 髪が長けりゃ、フレディーにとってはみんな「ガール」…というところで、 脳裏に貴公子時代のディーコンおねえが浮かぶ…。 でも、当時現場で実際にQUEENと行動を共にしてきた方々のお話も載っていたんですが、 よほど、ジョンに対する印象が薄かったようですね(泣)。
  • (西塔星夏さん)クイーンの本だから、どうしてもJohnの事ばかりは書いてられない、 それでも少ないJohn関係の言葉を発掘して喜んでました(苦笑) 私のツボを突いてくれた言葉の数々は以下の通り。 「ジョンのベースラインはショパンの左手」そうなんだぁ、だからメロディアスなんだね!と嬉しくなった。 「ロジャーと高校生レベルのコンビ漫才を繰り広げて・・・」'84のプロモ来日時の事ですね、この時の二人は本当に可愛かったんだよ〜。「酒に呑まれるくち」やっぱり(笑) 「ジョンは過小評価されていると思うよ」・・・ありがとう、リチャーズさん(涙) 「非常におとなしくていいとこのボンボン」・・・夜の帝王でも??(暴れん坊将軍だったっけ?)そして「寡黙さを宿命づけられた・・・」にはちょっと涙目になってしまいしました・・・特にリチャーズさんのインタビューとJohnについてのコラムは必読!もう一個ツボだったのは 「貰った電卓で黙々と遊ぶジョン」・・・ゲーム付きの電卓ってこの頃あったかなぁ? 数式入れて遊んでたんだろうか??理系の方、どう思います? 他にも読み落としがありそうだけど、今の所こんな所がお気に入り。これ以上詳しく書くのは差し障りがありますが、是非是非皆さん購入して読んでみて!読み手たっぷり、公平な(ちょっと残念?!)な扱いの本ですので誰のファンでも安心!?
  • (みるきーさん)西塔星夏さんも書かれている、クイーンファイルの「ジョンのベースラインはショパンの左手」という記述。なるほど!と感心しました。私はショパンが弾きこなせなくて(と言うか、左手が思うように動かなかった)断念したくちですが、なるほどあの弾けない位メロディアスなベースラインはJOHNの特徴ですよね。これでまた、クイーンに対する興味がぐっと沸きました。いや〜、奥が深い。 今日ようやく、クイーンファイルを読み終えました。ファンの皆さんには、是非読んでいただきたい本です。個人的には、デヴィッド・リチャーズ氏のインタビューで「(JOHNがイニュエンドウ製作時に)ちゃんと関わっていた」とおっしゃっているのを読んで、妙に嬉しかったです。
  • (香奈さん)クイーンファイル読みました!アルバムの解説からインタビューまで、どれもこれも熱のこもった文章で、とても読み応えありました。クイーンってホントに愛されてんだな〜と改めて感じました。笑ったのは、桜の開花時期や東京と富士山の距離など、日本についての疑問を質問しまくるディーコンさん。何だか目に浮かぶようです(^^)クイーンを知れば知るほど、まだまだ、音楽以外でも色んな分野で知らなくてはいけない事がいっぱいあるんだ!って分かってくるように思います。頑張らねば・・・
  • (管理人)表紙と、次のタイトルのとこの4人勢揃い(一年で雰囲気がらっと変わっちゃってます写真)が前からすんごく好きだったので、これだけでもう3千円は惜しくないって気分です。他にも要所要所でチラリホラリと背後霊してる写真も多くて見ていて厭きませんね。メンバー紹介のところのは鼻の長さと隣りの「J」の字がほどよくマッチしてて素敵なんだけど笑っちゃいました。他のメンバーは一応「若いのと中堅時代」をセレクトしてあるのに、ジョンだけどっちもジャズ(久米)時代なのは、オヤジ好きとしてはすこおし残念ではあります。…って文句言えるような立場か自分、あんな文章で(^^;) クイーンを歴史的な因縁や星回りで論じてらっしゃる文章は視点が新鮮でした。(「ショパンの左手説」もここですね。ホントにパープルでクラシックに導かれたんだろうか? ジョン・ロード御大恐るべし?)でもジョンに的を絞るとあまり因縁や星回りに関係なかったみたいで、こういうところでも「フツー」でいたいのかディーコンさん、とちょっと突っ込んでしまいました。目玉のリチャーズさんインタビューは確かに読み応えありました。みるきーさんのおっしゃるようにイニュエンドウの時もジョンはちゃんと関わっていた、居残りまでしてた、という話は嬉しかったです。でも『ドント・トライ・ソー・ハード』がフレ&ブーさんの曲だとすると、結局ジョンの曲ってのはあのアルバムに1曲も入っていないことになって、キミは一体何をしてたんだいという話になりませんかね(^^;) あまり来てなかったから居残る羽目になったのか?(笑)「ジョンは過小評価されてる」というコメントは大いに頷けますが、そのリチャーズさんにしてもジョンが何をやってたのかそれほど詳しく語ってくれてる訳でもないので、そこらへんのアヤシサは私の中でまだ燻ったままです。 関係者のインタビューの中ではEMIの元Q担当者、森さんのお話が印象的でした。…いや別にジョンが酒に呑まれてディスコでお立ち台から落っこちた話を暴露してくれてるからではありませんが、大人の雰囲気、王者の風格で売りたいのにあんなアフロがやってきて漫才を繰り広げてはさぞ苦労されただろうなと(←なにか違う・爆)
  • (kimieさん)どのインタビューも興味深かったです。個人的に帯の叩き文句が面白かった(^^;「電卓で遊ぶ」と言えばエロイカの守銭奴ジェイムズ君を思い出して笑ってしまいました。驚いたのが「〜CHRISTMAS」が英国版GH3に入っていた事!実は一昨年に友達からイギリス土産としてGH3を貰ったんですがすでに持ってたので聴いてなかったんです。この曲はCDで持ってなかったので余りの嬉しさに今更の感謝メールを友達に送りました(爆)こんな大事を見逃してたなんて...
  • (Kaoruさん)皆さん楽しんで読んでいただいているようで、しかも、話題のネタも提供できてるようで、本当に嬉しいです。関係者冥利につきます(^^) クイーンって、本当に奥深いバンドで、考えても考えてもネタが尽きないし、いくら見ても聴いても飽きないんっすよね〜〜〜。追求のしがいも研究のしがいもあります。私なんて、「フレディ・ファン」という片寄った視線から20年くらいファンしてて、 (それでも、まだまだぜんっぜん飽きないんだからフレさんもすごいんだが)ここ数年mamiちゃんのおかげで、やっとジョンを見るツボを覚えて(爆)、去年あたりから、本気でロジャーとブライアンの考察を始めたところでして(今さらかい!)、そんでもって「集合体としてのクイーン」についても考える昨今。 やっと銀婚式のアタクシですが、あいつらは一生モンのおもちゃ……いやバンドだと、つくづく思います。 「クイーン・ファイル」が、そうやってクイーンを楽しむヒントになれば幸いです。タタキ文句は、何度見ても笑えるっスね。あれもまた日本の文化だから、若いファンにも伝えないとな〜というわけで。 ジョン関係だと、私は「ジョン”ファンキー”ディーコン」の『バック・チャット』が好きさ!>mamiちゃん
  • (b-koさん)彼らの歴史を,ここ数ヶ月で頑張って知ろうとしている後追いファンにとって,ありがたいものです.「(言い方が悪いんですが)まとまった情報を手っ取り早く知れる」本っていうのは,“急いで知りたいけど資料もない”ファンにとって重要なんですよね.とりあえずの事を知ると,深入りへの下地にもなるし〜.
  • (なおみさん)kaoruさんのサイトで MyLifeHasBeenSaved がJOHNの曲だと知りとてもうれしかったです。あの曲の雰囲気好きだったんで、でも詩の内容があの時期のフレディが歌うには微妙なような気がしてたんで、誰が書いたのか気になってました。
  • (なおみさん・2)今日やっとQUEEN FILE届きました。とりあえず、リチャードさんのインタビューとフォトギャラリーとmamiさんの記事だけ読んだとこです。インタビュー中身が濃いですね、でも欲を言うともうちょっとJOHNの事、話してくれればなぁ(kaoruさん、ごめんなさい)。フォトはなつかしかった・・・。どの写真も何回も見てるのだけど、順番に並んで見てくと当時が妙に懐かしく感じられました。オペラ座の着物のは、初めて見た時、ため息つきながら何度も何度も見た事、世界に・・で髪をきって惚れ直した時の事、JOHNを中心に自分の世界がまわってた高校時代をありありと思い出してしまいました。mamiさんの記事ページの隅々まであふれるJOHNへの熱い想いを感じました。これからじっくり読みます。
WE WILL ROCK YOUプレス・カンファレンス

ミュージカル「We Will Rock You」のプレス・カンファレンスがロンドンで行われました。出席したのはブライアン、ロジャー、ベン・エルトン、そしてロバート・デ・ニーロ。一体何の、誰のための会見なんだ?って気もしないでもなかったですが(「デ・ニーロさん、なぜクイーンと?」「デ・ニーロさん、英国に住まわれる予定は?」「デ・ニーロさん、ロックはお好き?」)、デ・ニーロ氏のシンプル極まりない返答がまたディーコンさんを彷彿とさせてくれてナイスでした。肝心の内容は、ベン・エルトン氏いわく、「マトリックスとアーサー王伝説とターミネーター2を混ぜ合わせた作品」なんだそうです。さすが構想6年(最初の伝記モノはぽしゃったので、実質2年?)だけあって、たとえが古いのがちと気になりますが…(^^;) しかし、質問する人(たち)も、「フレディならどう思っただろうとお考えですか?」と聞くなら、生きてて出てこない人間はどう思っているのかをまず尋ねるべきじゃないんでしょうかね。(ジョンの名前は出すなと暗黙の但し書きがあったのだろうか…)

  • (よしつぐさん)最新のブライアンの映像が見れてすんごくハッピーです!(^^) 確かにロバート・デニーロがジョンだったら・・・(><)
  • (みなみママさん)「ミュージカル」の会見のことがいっぱい書かれていますが、「アーティスト・ロックンローラー」としていつまでもファンの前に姿を現して活躍してくれるブライアンやロジャーの生き方も好きです。でも、頑なに姿を現さないジョンの生き方も好きです。(いつかフラッと出てくる日が来るかもしれないし。)
  • (なおっぴさん)記者会見見させて頂きました。うちのパソコンでもデ・ニーロさんがジョンに見えちゃいました。何を話してるのかわからなかったけど、今現在の彼らの動く姿が見られて感激しました。現在のジョンの姿、見たいですね〜!mamiさんのおっしゃるように、せめて質問の中にでも入れてくれたら嬉しかったのにと思います。
  • (midoriさん)デ・ニーロさん、私も一瞬「はっ」としました・・・。ちなみにsunあたりがディーコンさんを追っていないかとこの会見の翌日の新聞を見ましたが、それらしき情報はありませんでした。
「BIKE IT」見え隠れのナゾ

『「The game」のジャケットで気がついたのですがLPとCDってジャケの写真が違うのですね。(私が持っているのはなぜかLPです。ファン歴は今年に入ってからなのに・・・)CDのほうがディーコンさんがさらにロジャーの肩を押しのけて、前に出てきて「bike it」のロゴをちらつかせています。「地獄道を作ったのはこの俺だ」とこの頃のディーコンさんの自信がみなぎっているジャケットですよね。みなさんも一度中古屋さんでgameを見つけましたら比べてみてください。しかし、本当に見えないところで何やっているかわからないお方ですね。』(midoriさん)

『ザ・ゲーム』のジャケ違いの件、詳しい方に聞いたところ、LPはどこの国でも「見えてない」のが正しい姿で、東芝EMIのCDになってから「のっかれ」ジャケに変わってしまったとのことです(東芝さんが持ってる元の写真の質が悪かったから変えたのではないかと)。だから他の国では「見えてない」写真のままCDになってることが多いとか。そういやうちのハリウッド盤ゴールドCDの写真はLPと同じく「見えてない」んです。なお、midoriさんの追加レポートによれば、
『UK盤やEU盤(イギリスに多く見られます)は「のっかれ」バージョンです。しかし、少し前に出ていたとおもわれる4枚セットミニチュアシリーズ(要するにイギリス版紙ジャケ)のthe gameは「みえていない」ジャケでした。ハリウッド盤(これが高い!£18.99)もあったので見たら「みえてない」ジャケでした。』
とのことでした。

もうひとつ、聞くところによればあの「BIKE IT」Tシャツはブライアンも同じものを着ていた…んだそうです。もしかしてメンバー皆でおそろいのを作ったとか?それでジョンが身体を張って宣伝マンと化してたとか?っていうか自分だけ気に入ってたんじゃないのかジョン(爆)
ディーコンさんイラスト、TVデビュー?

今まで「Fan Gallery」(「愛ある日々」の英語版)に素敵なイラストを提供してくださった皆さんへ、耳寄りなお知らせ。クイーンのドキュメント番組を製作中のイギリスTV局(Chrysalis TV)のリサーチャーの方がメールをくれまして、番組内のファン・アートのコーナーでうちのサイトの中の「とても素晴らしい(very impressive)アート・ワーク」(嬉しいお言葉じゃないですか♪)をいくつか紹介しても良いだろうかとのことでした。もちろんどんどん使って下さいよ!と僭越ながら御返事しましたので、これから先放映されるどれかの番組でどなたかのディーコンさんイラストが拝めそうです。イギリスChannel 4では5月25日夜9時から新作ドキュメンタリーを3本放映する予定らしいから、そこのどれかに入ってるかも? 詳しいことが分かればまた御連絡しますね!

  • (みるきーさん)イギリスでクイーンの特集番組ですか〜。見たいですよね。皆さんのイラストはどれも素晴らしいものばかりなので、レベルの高さにきっと番組制作者もびっくりされていることでしょう。これらの番組って、いつか日本でやってくれるといいですね。

150,000 hit!

【編集後記】
「クイーン」に大きな動きがあっても、うちのご本尊は微動だにしてらっしゃらないようですが、
掲示板は色んな話題で盛り上がって楽しかったです。来週もよろしく!
mami