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着の身着のまま授賞式の巻

1. プレゼンテーター
2. 受賞だバンザイ

プレゼンテーター
1981年1月30日、『地獄へ道づれ』が第8回American Music Awardsの「Favorite Pop Single」部門で賞を勝ち取った。ハリウッドでの授賞式に出席し、まずは「Favorite Pop Female」部門のプレゼンテイターを務めたジョンとロジャーの模様をご紹介。

(Thanks : ビデオ提供−MEGさん)
司会者です 今年のプレゼンターは、ブルースの王様B.B.キングと、 クイーンのジョン・ディーコン、ロジャー・テイラーです。 皆様、拍手でお出迎え下さい!

彼の服装でも分かるように、かなりフォーマルな授賞式である。
NGが出そう 右はかしこまった礼装のB.B.キング、真ん中は同じくスーツのロジャー。でもってなにかが違う左端 。ポケットに手突っ込んだままだし!「王様」より前歩いてるし! 紅白歌合戦のリハーサルに駆り出されているマネージャーかキミは(プラカードはどうした)。
エラそうなジョン B.B.:君達はロンドンから来たんだってね

JOHN:このショーのために、遠路はるばるやって来たのさ


ポケットに手を突っ込んだまま、エラそうな台詞を吐くジョン(字幕もエラソウ)。「なるほど、それで着の身着のままってワケかい」←B.B.キングの胸の内(予想)
俺は別ですぜキングさんと言わんばかりに右に寄るロジャー。
陳腐な台詞だぜ B.B.:イギリスにもこういった大きな授与式があるかい

ROGER:戴冠式とかありますね
(場内笑)

画面テロップを読まされている(らしい)ロジャー、自らのクサイ台詞に苦笑。 豪快に笑ってみせるオトナな「王様」と、なんでもかんでもひたすら嬉しくてたまらない様子のジョン。
お前、声高いぞ B.B.:それでは今年の女性ボーカリスト賞の方に冠を授けることにしようか

JOHN:OK、そうしましょう


ここからジョンにお鉢が回ってくる。
緊張のためか、1オクターブほど高い声で喋り出すジョンに一同ちょっとびっくり。
お世辞遅すぎ JOHN:今日はキングさんと出られて光栄です。

それは一番最初に言っとくべきセリフじゃないのかジョン。

JOHN:まず、アメリカの人々の声を聞いてみましょう

(候補者の紹介と町の人の声が流される)
JOHN:受賞者は・・・

名前が記入されたカードを封筒から取り出したジョン、そのまま

JOHN:ミスター・テイラー、プリーズ

と言いつつロジャーに手渡す。口調だけフォーマル。
【マウスポインタを画像に合わせると別画像が出ます】
はい、そっちね ROGER:バーバラ・ストライザンドです

バーバラは欠席。彼女に会えると期待していたらしいジョン、名残惜しそうに探していたが、差し出されたトロフィーをさっとキング氏の方へさばく。なんとなく仕切りがうまい。
 ひとまず退場 退場。
ロジャーに近づき、何事か話しかけているキング氏。

「お前さんのツレの服装な、ありゃ何とかならんかったんか
何を言ってもムダなんすよ、アイツは」

そんなところか?

2. 受賞だバンザイ

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